静岡のHP屋コラム
2013.10.18
トップページの情報量を最適化させる
ホームページの良し悪しを語る上で、間違いなく正解と呼べる方法論もありますが、なかなか白黒付け難いものもあります。 その一つが、トップページの情報量です。
トップページはホームページにおける表紙の役割で、間違いなくページ別アクセスが多いため、非常にコンテンツが気になります。ただ、その捉え方はプロでもまちまちであり、
・トップページは、それぞれのコンテンツのナビゲーションであるべき
・トップページが、勝負ページであるべき
・トップページは、出来るだけ見やすく整理されているべき
・トップページは、出来るだけ情報を詰め込んで、ごちゃごちゃ感があった方が良い
と、180度反対の意見を聞くことがあります。私達は、そのサイトの戦略によって、どちらが正解で、間違いというものでもないと思っています。
例えば、ターゲットとなるキーワードを絞り込んで、そのキーワードで検索するお客様だけにフォーカスしたい場合、セールスレター調のホームページを作ることがあります。
セールスレターは、途中でお客様の興味が途切れないように、感情的な表現を作って読ませて、最後のアクションを起こさせるところまでを一連の流れで構成することが多いため、ページ数を少なく、1頁の情報量を多く設定します。当然、ごちゃごちゃした印象が強いでしょうが、そのサービスを求めている人は確実に引き込まれます。
一方で、たくさんのキーワードを埋め込み、たくさんのコンテンツを用意するページは、その全体像がわかり、迷子にならないためのナビゲーションがどこかに必要です。
それはもちろん、アクセスが圧倒的に多いトップページに配置すべきで、わかりやすく整理されているべきです。