静岡のHP屋コラム
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2014.04.23
ホームページ 作成する前に決めておきたいポイント3つ
一口に「ホームページ作成」といっても、用途はさまざまです。商品やサービスを紹介して見込みのお客さんに問い合わせてもらうためのサービスサイト、会社の取り組み等を紹介して情報を発信するコーポレートサイト、インターネット上で商品を購入してもらうためのショッピング(EC)サイトなど、少し考えて見るだけでもたくさん出てきます。
最近はご自身でホームページを作る方も増えているようですが、ホームページを自分で作成するにしろ、業者に作成を依頼するにしろ、ホームページ作成を始める前に考えておきたいポイントがあります。ここではホームページ作成前、またはホームページリニューアル前に考えておきたいポイント3つご紹介します。
1.ホームページの「ゴール」を決めましょう!
あなたのホームページのゴールはなんですか?ショッピングサイト等を除き、ホームページ上で契約が完了するサイトはそう多くありません。でも、意外とこのゴールがきちんと考えられていないで作成されているホームページも結構あります。
当たり前の事と思うかもしれませんが、ここがはっきりしていない状態でデザインやイメージ構成だけが先行して作成を始めてしまうと成果が出ないホームページになってしまう事が少なくありません。
見てくれている人の心理を想像して複数のゴールを用意すると◎
仮にあなたがリフォームしたいと考えているとします。検索して、よさそうな会社のホームページを見つけたけど、電話での問い合わせしかなかったとしたら、どう感じるでしょう?
「いきなり電話はハードルが高いな・・・」
「電話番号知られたら営業がしつこそうだな」
「とりあえず後回しにして他のホームページを見てみよう」なんて考えたりしませんか?
会社を知ってもらうためだけのホームページで、他に有効な営業の手法があれば電話窓口だけでいいのかもしれませんが、実際に見積もり依頼や問い合わせを受けるためのホームページだとすれば、少しハードルが高いかもしれません。
少し気になってみているだけの人、具体的に検討している人など、あらゆる目的の人がホームページを見て判断します。それにあわせてホームページもゴールを複数用意しておく形で作成するといいでしょう。
大切なのは「気軽に」できるアクションを用意してあげること
例えば、ノウハウやサービスを提供する会社であればお役立ち情報をまとめた無料小冊子のようなものを作ってプレゼント申込みを促す方法もありますし、飲食店であればクーポン付メルマガへの登録という手法もあります。ちなみに、このサイトでは①電話での問い合わせ、②ホームページからの問い合わせ、③セミナーへの申込み、④無料小冊子のプレゼント、⑤ホームページ無料診断の5つのゴールを設定しています。
ポイントは「気軽に起こせるアクション」を用意してあげることです。あなたの会社・ホームページではどんな取り組みができるか考えてみましょう。あなたの斬新なアイディアが売り上げアップにつながるかもしれませんよ!
2.ホームページを見ている立場で内容を考えてみる
ホームページを閲覧する人は何かしらの目的を持ってホームページを訪問しています。自身が持っている目的と違ったり、目的の情報が見当たらない場合は、検索画面に戻り次の候補のページをクリックするか、検索するワードを変えたりするでしょう。
ゴールを設定すると、それぞれのターゲットへ訴求するために必要なページ・コンテンツが思い浮かんでくると思います。しかし、実際にページの内容を作る段階でよくありがちなのが、専門知識や専門用語をふんだんに使ってしまい、せっかくニーズのある閲覧者を逃してしまうことです。
実際のページ内容に書く文章もそうですが、メニュー構成等も独りよがりにならず、ターゲットにわかりやすい構成を心がけて作成していくことが大切です。
せっかく興味を持って見てもらっても、ゴールに到達する前に離脱されては元も子もありません。ホームページの内容を作成したら、全くの素人さんに見てもらうのもいいかもしれませんね。
3.業者に作成を依頼するなら、一度自分で整理しよう
あなたの会社の業務の内容・サービスの内容については、ホームページ作成業者よりもあなたの方が詳しい場合が多いでしょう。そのあたりをキチンとヒアリングしている業者さんであればいいのですが、中にはいわれた物を作るだけのホームページ作成業者さんもいます。
あなたがホームページ作成、またはリニューアルを検討しているのであれば、まず「誰に」「何をしてもらいたいか」を並べてみてください。その組み合わせを並べた後、優先順位をつけてそれをホームページ作成業者に伝えましょう。
ホームページは依頼する側と作る側の意思疎通がとれて、はじめていいものができます。プロだからすべておまかせ、というスタンスではなく、「一緒に作成していく」という感覚で進めていくと良いでしょう。