静岡のHP屋コラム

2013.10.24

Googleアナリティクスを導入し、改善ミーティングを実施する

ホームページが完成したら、必ず導入しなければならないのが、Googleアナリティクスというアクセス解析ツールです。


 アクセス解析とは、「毎日どの程度の人がホームページを閲覧しているのか」「ホームページを閲覧している人は、一体どんな閲覧の仕方をしているのか」をデータで分析できるものです。

Googleアナリティクス以外にも、多くのアクセス解析ツールがありますが、Googleアナリティクスは比較的重要なデータがカバーできており、さらに無料でもあるので、お薦めです。


アクセス解析のデータで着目するのは、以下の点です。

・平均ページビュー
ホームページ閲覧者一人あたり、何ページ見ているかを示すデータです。一般に多ければ多いほど、興味を持ってくれており、問合せにも繋がりやすいと言えます。4ページは確保したいところです。

・直帰率
ホームページを1ページだけ閲覧して、離脱してしまった割合です。低ければ低いほど、有利です。前述したように、50%が平均的ですが、40%を切ることを目標にしましょう。

・滞在時間
ホームページ閲覧者一人あたり、何分間ホームページに滞在したか。長ければ長いほど、問合せに繋がります。4分あれば合格でしょう。

・新規率
 全く初めてホームページに訪れた人の割合です。低いほど、リピートが多いという考え方です。もちろん、新規もいた方が健康的ですが、高すぎるのも全くリピートしないということで考え物です。50~60%が適正でしょうか。


以上のデータは、思いつきで分析するのではなく、スパンを決めて、毎月取得するなどしてください。放置すれば、データは落ちるものです。

2013.10.23

メールマガジンにトップページからスムーズに登録させる

メールマガジンに登録してもらい、お客様のニーズが顕在化するのを待つという手法は有効です。ニーズが顕在化するというのは、要するに「依頼すべき時が来る」ということです。


システム開発や導入はいきなり必要になるというよりも、会社の規模が大きくなるに従ってニーズが発生することが多いでしょう。


メールマガジンを発行するメリットは、

・何となく興味があるレベルの閲覧者の名簿を取得できる

・より絞り込まれた方向けにコンテンツを作るので、より確度の高い情報発信が出来る

・コストがかからない


ということでしょう。メルマガ読者を増やすポイントは、まぐまぐなどの外部機能を使うこともありますが、何と言ってもトップページから直接誘導することです。メルマガ募集のバナーは、トップページの一等スペースに配置するように心がけてください。

2013.10.22

外部ブログ、内部コラムを継続させる

ホームページ制作関連の仕事をしていると、よく社長様に「ブログって効果あるんですか?」と質問されます。この質問に対する回答は、「何らかの効果はあります」ですが、実際に集客という意味ではやり方に工夫を凝らさないと、大きな影響は出ないでしょう。

しかし、SEO効果やWebに対する興味を維持する効果、スタッフとの情報共有など、副産物的な効果は少なくありません。


まず、集客効果についてですが、これはブログが検索エンジンとの相性が良いため、キーワードを考慮して文章を書いておくと、ピンポイントでそのキーワードで引っ掛かってくることがあります。

ブログでなくとも、ホームページ内部でコラムを書く場合にも、その更新がトップページに反映されるようにしておけば、検索エンジン対策になります。


また、最近の検索エンジンでは「頻繁に更新すること」と「サイトのボリューム(サイトのページ数・ページ毎の文章量)」が重要視されています。ですので、ホームページの内部にブログを設置し、それを更新することでサイトの更新を検索エンジンに対してアピールすることができます。加えて、ブログですから過去の記事もストックされ、更新することでどんどんサイト内のページ数が増えていきます。

お知り合いや友人に告知もするでしょうから、Webに対する興味が維持できます。もちろん、スタッフを更新作業に巻き込めば、スタッフだってWebに興味を持ち、一つ一つの問合せに対する反応が変わってくるはずです。

2013.10.21

広告グループをランディングページごとに分ける

ホームページのアクセスアップを考えた場合、検索エンジンの広告を利用するのも一つの手段です。(オーバーチュア、アドワーズ等

その場合、反応率を高めるために重要なことは、検索キーワードと、検索エンジンから最初に到着したページ(ランディングページと呼びます)のコンテンツが一致していることです。ということは、キーワードをグループ化し、ぴったりのコンテンツページに誘導しなければなりません。

「広告グループ」という機能があり、このグループごとに、ホームページのタイトル、広告文、リンク先URL、入札価格を変えることができます。検索エンジンの広告についてはまたいずれ詳しく書こうと思います。

ターゲットによりマッチした広告と、コンテンツを用意することで、広告効率が倍になることでしょう。

2013.10.20

アクション後の流れを図解で示す

企業のホームページを見て、お客様が「不安」になるのは、何と言っても「見えない」ことに起因しています。人間は見えないものは好きになりませんし、仕事を頼みたいとも思いません。

ですから、仕事を頼ませたいのであれば、まず閲覧者に見えるように、詳しく紐解いて解説してあげることです。特に重要なのは、仕事の中身、そしての会社の中身です。

依頼する前の閲覧者が最も不安なのは、「どのように自分、または自分の会社に商品・サービスが導入されていき、導入後はどうなるのか」といったことです。これが解説されているホームページは多くないのが現状です。


また、ビジュアルイメージが掲載されていないため、閲覧者にはイメージが出来ないという問題があります。むしろ、写真が多く掲載されていて、そこに簡単なコメントがついているくらいで十分なのです。

ただ、流れを追っていけば、解決までの道のりが明確にイメージできるわけですから、依頼する後押しにはなるはずです。紙芝居を読ませるかのような、至れり尽くせり感が重要なのです。

2013.10.19

メインのオファーの価値・価格を最大化させる

オファーというのは、会社側が提供するサービスのことです。 ホームページで最も多く使われているオファーは、以下のようなものがあります。

・無料相談
・セミナー
・小冊子プレゼント
・メールマガジン登録

要するに、ホームページ閲覧者に対して、会いもしないうちから依頼するというのも難しいので、「一度連絡ください」と言いたいわけですが、相手も連絡の目的がなければ連絡しにくいので、その目的をこちらで用意してあげるのです。


この目的をオファーと呼びます。重要なのは、このオファーが魅力的かどうかです。魅力の一つは、何と言っても一見客なので、「ハードルが低いかどうか」です。最初のオファーが10万円と言われると、本来依頼してくれる人までが脱落してしまうわけです。

魅力のもう一つは、「事前にどれだけ期待できるか」です。つまり、お客様が悩んでいること、課題になっていることを解決できそうかどうか、事前にわかることです。


セミナーであればその講座内容を、小冊子であればできればサンプル、難しければ目次を、メールマガジンであればバックナンバーが見られるようにしておきましょう。事前の購買体験が、次の依頼を生み出すのです。

2013.10.18

トップページの情報量を最適化させる

ホームページの良し悪しを語る上で、間違いなく正解と呼べる方法論もありますが、なかなか白黒付け難いものもあります。 その一つが、トップページの情報量です。

トップページはホームページにおける表紙の役割で、間違いなくページ別アクセスが多いため、非常にコンテンツが気になります。ただ、その捉え方はプロでもまちまちであり、


・トップページは、それぞれのコンテンツのナビゲーションであるべき
・トップページが、勝負ページであるべき
・トップページは、出来るだけ見やすく整理されているべき
・トップページは、出来るだけ情報を詰め込んで、ごちゃごちゃ感があった方が良い

と、180度反対の意見を聞くことがあります。私達は、そのサイトの戦略によって、どちらが正解で、間違いというものでもないと思っています。

例えば、ターゲットとなるキーワードを絞り込んで、そのキーワードで検索するお客様だけにフォーカスしたい場合、セールスレター調のホームページを作ることがあります。


セールスレターは、途中でお客様の興味が途切れないように、感情的な表現を作って読ませて、最後のアクションを起こさせるところまでを一連の流れで構成することが多いため、ページ数を少なく、1頁の情報量を多く設定します。当然、ごちゃごちゃした印象が強いでしょうが、そのサービスを求めている人は確実に引き込まれます。


一方で、たくさんのキーワードを埋め込み、たくさんのコンテンツを用意するページは、その全体像がわかり、迷子にならないためのナビゲーションがどこかに必要です。

それはもちろん、アクセスが圧倒的に多いトップページに配置すべきで、わかりやすく整理されているべきです。

2013.10.17

ホームページ専用の屋号をつける

例えば、「株式会社○○」という、特に知名度のない会社の名前がつけられた屋号のホームページと、「在庫管理システム.com」や「顧客管理システム.jp」というタイトルで「運営会社○○」となっているのとでは、どちらが分かりやすく、また、専門性を感じ、信頼が置けるでしょうか。

よほどのことがない限り後者であることは間違いありません。しかし、実はホームページで多いのが前者であり、イメージ戦略で言えば、やはり間違っていると言わざるを得ないでしょう。

ホームページには任意の屋号をつけることが許されています。ホームページで「パッと見て、何屋か判断できる」ことが重要であり、それを表現するものとして、任意の屋号をつけるのは得策であるということです。

また、お客様の検索しているキーワードと一致する屋号であることも分かりやすく専門性を伝えるために有効です。

当然、名乗ったからにはレベルの高いサービスを実現し、それ相応の満足度を得られるよう努力していくべきですが、ここではネーミングと看板の重要性を理解していただきたいと思います。

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